「農山村の人間論的価値と阿蘇の魅力」
早稲田大学教育学部教授 宮口 氏
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"草原"は阿蘇の特徴であるが、それは国内に草原でないところのほうが多いからこそ特徴として成り立つ。 |
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阿蘇の草原は自然の風景ではなく人為的に作られたものであり、野焼きなど人の"ワザ"によって維持されてきた。この"ワザ"が感動を生んでいる。 |
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日本でも、ようやく地域の独自性の価値が見直され始めた。都市が発展する原理と、村がいい村になる原理は別である。定住人口が増えるより、少ない人間で上手くやる方が望ましいのではないか。 |
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阿蘇の農業のやり方には工夫がある。見る、食べる、遊ぶ、などいろいろなやり方が複合的に存在するのが現代の農村の価値だと思う。 |
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違った目を持っている人は、違ったことに気が付く。そういうことをお互いに吸収するのが、交流による成長だといえる。 |
「自然案内人が伝える阿蘇の草原と文化」
阿蘇自然案内人協会会長 高橋佳也氏
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通過型観光からの脱却を目指し、阿蘇の素晴らしさを伝えていくために案内の専門家が必要だった。プロの養成、後継者の養成、各人の知恵を将来に残すというという観点から、阿蘇自然案内人協会が立ち上がった。 |
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阿蘇の草原文化をエコツーリズムの中に生かしたい。 |
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阿蘇には「下野の巻狩り」という狩りの文化をはじめ、神話、滝沢馬琴の小説「椿説弓張月」、為朝伝説、天台宗比叡山の末寺である古坊中を中心にした仏教文化、能楽、虎舞・牛舞などの農耕につながりの深い舞など注目すべきものは多い。今後は、これらを伝えていきたい。 |
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