 |
九州、関西地域から環境保全や阿蘇に興味を持った20名の大学生が参加してくれました。
1日目は、阿蘇の草原を体感してもらうために、草原トレッキングを行いました。外輪山には草原が広がり、そこから見えるカルデラの中には人々の暮らしが営まれています。
夜は、たにびと博物館の梶原さんに「守る」とはどういうことなのかなど、たくさん問題提起をしていただきました。阿蘇の草原は、人々の生活と離して考える事は出来ないということに気付かせてくれました。 |
2日目は地元のお祭りに参加させてもらい、地域の文化を体験し、エネルギーをもらいました。
3日目、4日目はまちにまった草原での作業で、新宮牧野で草寄せや輪地焼き、草刈りを手伝いました。まる2日間、牧野組合の方と一緒に汗を流して作業をがんばりました!60度に近い急傾斜を草を寄せながら登ったり降りたり・・・輪地焼きの炎は息ができない位のものすごい熱さで、毎年の作業かと思うと本当に大変だとみんな痛感しました。 |
 |
 |
夜は牧野組合の方と一緒にあか牛バーベキューを楽しみながら交流をはかりました。実際に草原を利用し守り続けてきた方々の本音を聞き、阿蘇の現状を少し知ることがきました。参加者から「牛を飼わなくなったのに、どうしてこんなに大変な作業を続けるんですか?」という質問に対して、牧野組合の方は「何度も野焼きで死にそうな目にあってきたけど、先祖から守られてきたものだから、やめたいと思った事はない」とおっしゃっていた事が印象的でした。 |
最終日は、参加者全員で手作りのご飯を作り、お世話になった方々をお呼びして、5日間のふりかえりをしました。ふりかえりからは、「阿蘇の農家の生活があったからこそ、結果的に草原が守られてきたことを知ることができ、地域の人の視点での環境保全を考える事ができた」「実際に作業をしてみて草原の維持管理の大変さを知る事ができた。
こういった苦労があって阿蘇の景観が成り立っているという事にすごく感動した」など、『阿蘇への熱い思い』でいっぱいでした! |
 |
 |
力になりたいと思っていても初めて行う作業ばかりで、素人の集まりです。思うように作業ができない事もあり、参加者自身「役にたてたのかな」と心配していましたが、牧野組合の方からは「みんなのおかげで随分と作業がはかどった。わざわざ休みをとってここに来てくれたこと自体、とても有り難い」「作業はまだまだでも、こういった時間を共有することができて、阿蘇を思ってくれるみんなの意見や思いを聞く事ができるのが一番」などとおっしゃってくれました。 |
阿蘇の広大な草原と奥深さは阿蘇で生きる人々の懐の深さやあたたかさのようだと感じました。
参加者の中から、「大学の研究テーマとして関わっていきたい」「ボランティアとしてまた来たい」など、今後も阿蘇に関わりたいとの声がたくさんありました!本当に有り難いことです。また野焼きの時期にでもみんなで集まって、熱い草原談議をしたいと思いました。
参加者のみなさん、受け入れて下さった新宮牧野組合の方、その他ご協力下さったみなさま、本当にありがとうございました。 |
 |