地元の教育現場において、阿蘇の草原をどのように活用できるか、また阿蘇の自然環境について理解を深めるための学習を展開するには何が必要かなどについて、地元の先生が中心となって情報交換する「草原環境学習研究会」の第2回目が開催されました。
今回は、波野小学校から、小学3年生が総合学習の時間に取り組んだ「わくわく野草カルタ」づくりを中心に、草原環境学習の事例を紹介いただきました。6月と10月に学校近くの草原に出かけ、そこで見つけた野草を、見て、触って、匂いをかいで、感じたことを俳句風に表現するというもので、子どもたちはその鋭い観察眼と柔軟で想像力豊かな感性で、「ピンクいろぴらぴらしてるスカートだ」「しろいろのなはがいっぱいながれぼし」などの句を作っていました。そして、研究会参加の先生が参加して、この「わくわく野草カルタ」を使ったカルタ大会を行った後、草原をテーマにした授業の展開について意見交換を行いました。
先生からは「まずは、校庭に生えている雑草など身近な自然を通して、阿蘇の植物に関心を持ってもらうことから始めることもできる」、「いつどこで何が見られるのかという情報が欲しい」などの意見が出されたほか、宮地小学校から、今年度草原をテーマにした授業に取り組んでいるとの報告がありました。
環境省からは、今年1月に発行した児童生徒・PTA向けの「草原新聞」を紹介し、新聞の内容や対象学年は概ね適当との評価をいただきました。一方、「大人向けの新聞は文字量が多く、読まれない可能性もある」「方言を文字にすると意味が分かりにくい」など、次号の新聞作成に向け参考になる意見もいただきました。
次回の研究会は、環境省が企画・作成している草原環境を学ぶ副読本について、先生方から意見をいただくことにしたいと考えています。
野草カルタを使ったカルタ大会 |
波野小学校からの発表 |
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