野焼きと輪地切り
阿蘇では毎年3月になると草原に火をつけ、草原に残る枯草を焼いています。これを「野焼き」と言います。野焼きによって新しい草ができ、草刈り作業もしやすくなります。また、このことが草原に多くの生きものが暮らせる環境をつくっています。
野焼きをするために、周りの林や建物に火が燃え移らないよう草を帯状に刈り込みます。この作業を「輪地切り」と呼び、夏の終わりから秋にかけて行います。秋から冬にかけて草原の中や森との境に見られる長く続く黒いラインは、この「輪地」と呼ばれる防火帯です。急な斜面での草刈りは、危険が伴う大変な作業です。
|