阿蘇の草原再生に向けた環境省の取り組み
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保護管理や担い手への公的な直接助成
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農業の多面的機能確保のための助成
(平成12年より 農林水産省・熊本県など)
山あいの農地が持つ多面的機能を保つため、中山間地の集落や農家に資金を交付する直接支払制度が設けられました。
阿蘇地域では急傾斜の牧野を対象にこの制度が適用され、牧野組合が受け手となって必要な施設整備や野焼き・輪地切りの出役助成などに活用されています。
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広範囲の人々が維持管理を支えるしくみづくり
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野焼き・輪地切りボランティア
(平成11年より 財団法人阿蘇グリーンストック)
野焼き・輪地切りといった草原を維持する上で負担の大きい作業の人手不足を解消するため、ボランティアを組織し、牧野組合が行う野焼き・輪地切りを支援しています。
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阿蘇の草原などを活用したツーリズム
(財団法人阿蘇地域振興デザインセンター・阿蘇パークボランティアの会)
阿蘇地域振興デザインセンターでは、地元の人と交流しながら、阿蘇の草原や歴史、文化などに触れてもらう新しい旅のスタイル「カルデラツーリズム」を提案し、モデルツアーなどを実施。また阿蘇パークボランティアの会では、古くから牛と人が往来した「草の道」を歩き、地域の営みへの理解を深める催しなどを開いています。
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維持管理作業負担軽減のための基盤整備等
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点在樹林地除去による草原景観復元支援
(平成14年より 環境省)
草原の中に島状に点在する樹林地周辺では、輪地切り延長が長く管理が大変なため、野焼きが行われず薮化が進行しています。こうした樹林地を除去し、草原景観の復元を支援しています。
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輪地切り省力化技術の検討(モーモー輪地切り)
(平成13年より 環境省)
牛の採食行動を活用した防火帯づくり「モーモー輪地切り」の実験と検証を行いました。大型機械などに比べ少ない投資で行えるため、導入しやすく有効な輪地切り省力化技術として、また、環境に配慮した技術として期待されています。
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畜産振興を通じた牛による草原維持継続
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熊本型放牧
(平成8年より 熊本県・熊本県畜産農協)
低コスト畜産経営を目指し、年間を通して牧野で放牧する「周年放牧」、夏は牧野、冬は転作田・水田裏で放牧する「夏山冬水田放牧方式」、入会権者以外の畜産農家の牛を預かって牧野で放牧する「預託放牧」などのとりくみを進めています。
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あか牛の産直による流通拡大とブランド化
(平成11年より 南阿蘇畜産農協)
健康で安全な牛肉の流通拡大に向けて、草原を利用した子牛の生産から肥育まで行う地域内一貫経営を推進。生活協同組合グリーンコープと産直契約を結んで南阿蘇のあか牛肉を提供し、年々取扱量を増やしています。
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社会的関心・理解獲得、地域内の合意形成
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第5回全国草原シンポジウムサミットin阿蘇
(平成14年第5回全国草原シンポジウム・サミットin阿蘇実行委員会)
草原利用の活性化に取り組んでいる地域間の連携と意見交換を目的に、全国各地の自治体関係者および研究者、NGO、市民グループ、地元畜産農家、地元観光関係者などが集まり、活発な討議がなされました。
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