阿蘇には、年間1900万人を超える観光客が、広大な草原や、牛馬が放牧されたのどかな風景を楽しみに訪れています。多くの人たちに愛される草原の風景は阿蘇の大きな価値といえます。しかし、草原の価値はそれだけではありません。
一見ススキしか生えていないように見える草原には、阿蘇にしかみられないヒゴタイやハナシノブをはじめとして、草原特有の多様な動植物が生育・生息しています。
また、草原は牛の放牧地として、安心・安全な肉用牛を生産し、日本の農畜産業を支えています。加えて、草原に降りそそぐ年間2500mmを超える多量の雨は、広大な大地に滲みこみ、6つの一級河川の水源となり、約230万人に水を供給する九州の水がめとなっています。
さらに、千年に及ぶ人と草原との関わりは、野焼き、盆花採り、干し草刈り、草小積みなど独自の文化を生み出し、それらは阿蘇の自然とともに多くの文学作品にも取り上げられています。
多くの人々を魅了する
風景
草原特有の
動植物
が
生息・生育する場
農業・畜産業
を支える場
国土を守る
九州の水がめ
文化
を生み出し育む場
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