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平成3年の牛肉の輸入自由化により、牛肉の輸入量が急激に増加しました。その影響で、平成3年から平成5年にかけて子牛の取引価格が急激に落ち込み、子牛を売ることで生計を立てていた繁殖経営の畜産農家は大きな影響を受けました。その結果、阿蘇の肉用牛生産者の所得が急激に減少し、多くの繁殖農家が牛を飼うのをやめてしまいました。特に繁殖牛の飼養頭数が10頭以下の小規模経営の繁殖農家の多くがこの時期に減少しています。
現在も、生産者の高齢化とあいまって繁殖農家戸数の減少傾向は続いており、繁殖牛の成牛の飼育頭数も平成3年以降急激に減少しています。さらに、近年のBSE問題の発生等により、子牛の取引価格が大きく変動していることも畜産農家に大きな影響を与えていると考えられます。阿蘇の草原での放牧頭数は、平成15年までの5年間で約1,800頭、17%減少し、1万頭を下回っています。
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牛肉輸入量と阿蘇郡における肉用牛の生産農業所得の推移
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