私たちの農業は、牛と米と椎茸が中心です。昔から野の草を牛に踏ませて(飼料にして、その残りが敷き料になる)厩肥を堆肥にして田圃に入れていましたが、今でもそのやり方を続けています。原野でのあか牛放牧、秋の刈り干し切り、冬場はその草で牛を養い、厩堆肥を棚田に入れて米を作る。さらに、放牧地に多く自生するクヌギを榾木(ほだぎ)にして椎茸栽培をする、というように原野の野草などを資源として循環利用した農畜産業を営んでいます。地形的には高低差が大きいため作業面での苦労は多いのですが、野草資源を利用することで健康な牛が育ちますし、原野の近くには山吹水源があって良い水にも恵まれ、おいしい米づくりにもつながっています。 |