財団が設立されて、今年で10年になりますが、私は財団設立にも協力してきました。
きっかけは、今から20年ほど前、阿蘇の草原に目を向け、草原を阿蘇の資産のひとつとして後世に残す活動を展開したいと考えていた熊本大学の佐藤先生や現専務理事の山内さんにお会いしたことです。私は、先生方の阿蘇への思いに共鳴し、活動を支援してきました。当初は、草原を守るために荒れた草原に馬や牛を放牧したり、草原維持に欠かせない野焼きなどの作業の人手が不足している牧野に、我々地元の人間が応援に行くという活動が中心でした。それが次第に、都会の人たちがボランティアとして加わるようになり、山内さんらを中心に組織化され、その受け入れ窓口として財団が設立されました。
私は、地元農家の立場から、ボランティアの人たちに作業の技術指導などを行ってきましたが、当時は本業があったため休日しかお手伝いができなく、4年前に定年を迎えてから、本格的に活動に関わるようになりました。 |